30代後半・40代の婚活メイクで大事なのは、「若く見せる」ことではありません。
清潔感と血色感のある「ナチュラルなのに、きれい」をつくること。
この記事では、美容師21年目の私が、その作り方をパーツごとに紹介します。
婚活の写真を撮るとき。
初めて会う人とのランチの前。
「何を塗ればいいんだろう」って、鏡の前で固まったこと、ありませんか。
私はあります。
38歳で離婚して、また婚活を始めたとき。
若く見せたい。
でも「若作りしてる」って思われるのはもっと怖い。
その2つのあいだで、ずいぶん悩みました。
たくさんの女性の「なりたい顔」をいちばん近くで見てきた美容師の視点と、バツイチから再婚活をした自分の経験。
この両方から、お話ししていきますね。
婚活メイクで本当に大事なのは「若さ」より「安心感」
30代後半、40代の婚活で目指したいのは、この4つです。
男性から見て好印象なのは、実はすごくシンプルで。
「ナチュラルなのに、きれい」なんです。
バッチリ盛ったメイクより、こっちのほうがずっと強い。
なぜかというと、初対面の男性が無意識に見ているのは「一緒にいて安心できそうか」だからです。
きれいさで圧倒するより、「この人、感じがいいな」と思ってもらうほうが、婚活では次につながります。
「また会いたい」と思ってもらうこと。
ここを目指すと、メイクの正解が見えてきます。
ここからは、パーツごとに具体的にお話ししますね。
ベースメイク|「ツヤ7:マット3」で疲れて見せない
まず土台のベースメイク。
大人の婚活メイクでいちばん気をつけたいのが、厚塗りです。
隠したい気持ちは、よくわかります。
でも、塗れば塗るほど老けて見えてしまうんです。
目安は「ツヤ7:セミマット3」。
頬にはツヤを残して、カバーはクマや色ムラだけ。
気になるところだけをそっと整えるイメージです。
全顔をマットに仕上げるのは、実はおすすめしません。
美容師の目線で言うと、大人の肌はもともと影が出やすくなっています。
そこからツヤまで消してしまうと、疲れて見えたり、老けて見えたりしやすいんですね。
パウダーはTゾーンを中心に、軽く。
頬まわりのツヤは、あえて残す。
これだけで、顔全体が生き生きして見えます。
「肌がきれいな人」って、実はツヤで作られている部分が大きいんです。
眉|「やや平行〜ゆるいアーチ」で優しい印象に
眉は、顔の印象をいちばん左右するパーツかもしれません。
婚活で目指したいのは、やや平行〜ゆるやかなアーチ。
色は、髪より少し明るめ。
そして、濃すぎないこと。
反対に避けたいのが、細眉や、角度の強い眉です。
きりっと見えるぶん、「きつそう」「近寄りがたい」という印象につながりやすいんですね。
一時期流行った細い眉のまま…という方は、少し太めに、ゆるやかに整えるだけで、ぐっと柔らかくなります。
眉尻を描き足しすぎず、毛を足すように自然に。
これだけで「優しそうな人」に見えます。
アイシャドウ|目元は「優しそう」を最優先に
アイシャドウは、色選びがとても大事です。
婚活でおすすめしたいのは、この4色。
肌になじんで、目元をふんわり優しく見せてくれる色たちです。
反対に、避けたい仕上がりがあります。
- 黒の締め色を、濃く入れる
- ラメがぎらぎらしている
- グレー系でくすませる
このあたりは、目元がきつく見えたり、逆に疲れて見えたりしやすいんです。
婚活の場では、目元は「優しそう」を最優先にしてください。
きれいに盛るより、話しかけやすい目元。
そのほうが、ずっと好印象です。
アイライン・マスカラ|「黒」より「こげ茶」で柔らかく
アイラインは、ダークブラウンがおすすめです。
引き方は、まつ毛のすき間を埋める程度で十分。
目尻に2〜3mmだけ、すっと足す。
がっつり囲むよりも、このくらいが自然できれいです。
黒だとどうしても目元が強く出るので、茶色にするだけで、印象がぐっと柔らかくなります。
マスカラも同じ考え方で。
ロングタイプを選んで、色はダークブラウンか黒。
ボリュームを出しすぎないのがポイントです。
まつ毛がバサバサだと、それだけで「作り込んでる感」が出てしまいます。
すっと伸びた、自然なまつ毛。
それくらいが、いちばん好感を持たれます。
チーク|血色感の主役は「ピーチピンク」
チークは、顔の「血色感」を作る主役です。
いちばんのおすすめは、ピーチピンクです。
肌なじみがよくて、健康的で、優しい。
まさに婚活向きの血色を作ってくれます。
次点で、コーラルピンクやアプリコットもおすすめ。
入れる位置は、頬骨より少しだけ高め。
そこにふんわりと、ぼかしながら乗せます。
コツは「チークを入れました」と見えないこと。
目指すのは「もともと血色が良い人」に見えるくらい。
このさじ加減が、いちばん自然できれいなんです。
血色があるだけで、「健康そう」「機嫌が良さそう」に見えます。
初対面では、この2つの印象がそのまま「感じのいい人」につながります。
リップ|婚活でいちばん差が出るパーツ
リップは、婚活メイクで特に重要だと思っています。
顔の印象が、色ひとつで本当に変わるからです。
おすすめは、この3色。
① ピンクベージュ
上品で、優しくて、清潔感がある。
迷ったらこれ、という万能カラーです。
② ローズピンク
女性らしくて、顔色がぱっと明るく見えます。
少し華やかにしたい日に。
③ コーラルピンク
親しみやすくて、健康的。
明るくカジュアルな印象になります。
反対に、婚活の場で避けたいのがこちら。
真っ赤や紫は強すぎて、優しい雰囲気から離れてしまいます。
ブラウンやヌードは、顔色が沈んで見えたり、疲れて見えたりしやすいんですね。
婚活のリップは、「血色を足して、優しく見せる」もの。
そう考えると、選びやすくなると思います。
男性ウケする組み合わせ3パターン
「結局どう組み合わせればいいの?」という方へ。
チークとリップの、おすすめの組み合わせを3つ紹介します。
① 王道モテ
チーク=ピーチピンク × リップ=ピンクベージュ
いちばん失敗しない、王道の組み合わせ。
清潔感と血色感の、いいとこ取りです。
② 優しい雰囲気
チーク=コーラル × リップ=ローズピンク
ふんわり優しくて、話しかけやすい印象に。
③ 上品なお姉さん系
チーク=アプリコット × リップ=ローズベージュ
落ち着いた、大人の余裕を感じさせる組み合わせ。
どれも、高いコスメじゃなくて大丈夫です。
色さえ合っていれば、プチプラでも十分きれいに仕上がります。
大事なのは、値段より「色選び」です。
まとめ|メイクは「また会いたい」への入り口
長くなってしまったので、大事なところだけまとめますね。
婚活メイクで目指すのは、「若く見せる」ことじゃありません。
この4つを、ナチュラルに。
「ナチュラルなのに、きれい」を目指す。
これが、30代後半〜40代の婚活メイクの正解だと思っています。
でも最後に、いちばん伝えたいことを。
メイクは、あくまで「入り口」です。
どんなに完璧に仕上げても、婚活で本当に大切なのは「また会いたい」と思ってもらえること。
その日をちょっと楽しみに、自分を少し好きになれる。
メイクは、そのためのものだと私は思っています。
鏡の前で、「今日の私、悪くないな」って思えたら。
その顔で出かければ、きっと大丈夫です。
自信を持って、いってらっしゃい。
婚活そのものを、もう一歩ふみ出したくなったら。
私がバツイチから再婚するまでの道のりを、こちらにまとめています。
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