この記事は、婚活のときの服装、とくに「白いトップス」の選び方についてのお話です。
なぜ婚活で白い服が使いやすいのか、そして自分に似合う白の見つけ方を、私自身の経験をまじえてお伝えします。
服装で第一印象を少しでも良くしたい、と思っている方に読んでいただけたらうれしいです。
私は33歳のときと38歳のとき、2度結婚しています。
どちらも、出会ってから結婚するまで半年もかからないくらいのスピード婚でした。
もちろん、「スピード婚のほうがいい」と言いたいわけではありません。
何年もお付き合いをして、お互いのことをよく理解してから結婚し、「時間をかけて本当によかった」と思う人もたくさんいるはずです。
ただ、私の場合は、長く付き合うことが必ずしも良い結果につながりませんでした。
若い頃には何年もお付き合いした人がいましたが、時間をかけたからといって、相手のすべてが分かるわけではありませんでした。
むしろ、長く付き合ったこと自体に安心してしまい、「ここまで付き合ったのだから」「今さら別れるのはもったいない」と、違和感に目をつぶっていた部分もあったと思います。
私にとって大切だったのは、交際期間の長さよりも、結婚についてきちんと話し合えることでした。
人生観、子どもを望むかどうか、仕事、お金、住む場所、家族との関係。大事なことを曖昧にしたまま何年も付き合うより、早い段階で話し合い、お互いの方向性を確かめるほうが私には向いていました。
だからこそ私は、婚活に期限を決めて、必要な準備をすることにしました。
その準備の一つが、婚活用の洋服を買うことだったのです。
私のように期限を決めて婚活したい人は、結婚相談所やマッチングアプリなどのサービスを比較して、自分に合う場所から始めてみるのもひとつの方法だと思います。
婚活で必要なのは「一番おしゃれな私」ではなかった
これは私の独断と偏見も入っていますが、婚活をしていて感じたことがあります。
男性には、いわゆる「女子アナ風」と呼ばれるような服装を好む人が比較的多い、ということです。
奇抜でおしゃれな服や、モードで格好いい服が悪いわけではありません。
どちらが上で、どちらが下という話でもありません。
ただ、初対面の婚活の場では、
- 清潔感がある
- 優しそう
- 話しかけやすそう
- 上品に見える
- 一緒にいる場面を想像しやすい
といった印象が、相手に伝わりやすい服装のほうが有利なのだと思います。
心理学者のウィリスとトドロフが2006年に発表した研究では、人は初めて見る顔に対して、ほんの一瞬で、信頼できそうか、親しみやすそうかといった印象を形成し始めると言われています。もちろん、その瞬間の判断が相手の本当の性格を正しく表しているとは限りません。それでも、私たちが想像するより早い段階で第一印象が生まれることは確かなようです。
婚活では、最初から内面のすべてを知ってもらうことはできません。
まずは、「もう少し話してみたい」「感じの良い人だな」と思ってもらい、次の約束につなげる必要があります。
その入り口をつくるのが、服装や髪型、表情などの外見です。
外見は、自分を偽るためのものではありません。
自分の良さを、相手に受け取りやすい形で伝えるためのものだと私は考えています。
パーソナルカラー診断1級の私が思う、婚活の上半身は「白」
実は私は、パーソナルカラー診断の1級資格を持っています。
美容師という職業柄、勉強しておくとお客様への提案に役立つのではないかと思い、取得しました。
そんな私が婚活を経験して、強く実感したことがあります。
それは、婚活で初対面の人に会うなら、上半身は白、または表情が明るく見える淡い色が使いやすいということです。
白いトップスは、顔の近くに広い明るい面をつくります。
撮影で使うレフ板と完全に同じ効果が出るわけではありませんが、光を反射しやすい明るい色を顔の近くに置くことで、目元や口元の影が目立ちにくく感じられる場合があります。
また、顔の肌色は、健康的に見えるか、若々しく見えるか、魅力的に見えるかといった評価に影響すると言われています。肌の明るさだけでなく、血色感や色むらの少なさなども、人が「健康的」と感じる要素なのだそうです。
私自身、婚活パーティーやマッチングアプリで初めて会うときは、シンプルな白のトップスを選ぶことが多かったです。
下半身は、淡い色合いの、長めで少しだけ体に沿う女性らしいスカート。
この組み合わせにしてから、初対面のあとに2回目のお誘いにつながる確率が上がったと感じています。
だからこそ婚活では、服そのもののおしゃれさだけでなく、その服を着たときに、自分の表情が明るく見えるかを確認してほしいのです。
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
「白なら何でも似合う」というわけではありません。
白にも、似合う白と似合いにくい白がある
白と一口に言っても、実際にはさまざまな種類があります。
青みがあり、真っ白に見える純白。黄色みを少し含む、アイボリーやクリーム系の白。少しグレーがかった白。柔らかくくすんだオフホワイト。
人によって、似合う白は違います。
肌の色や明るさ、血色、髪や瞳の色によっては、真っ白を着ると顔色が青白く見えることがあります。
反対に、クリーム色を着ると、肌が黄色くくすんで見える人もいます。
服の色が顔周辺の肌色の見え方に影響すること自体は、色彩の研究でも検討されているそうです。ただし、「全員にとって白が最も魅力的」という決まった結論があるわけではありません。服の色の効果は、肌色、照明、背景、文化、見る人の好みなどによって変わります。
そのため、専門的な診断を受けていない人には、まず自宅で簡単な比較をしてほしいと思います。
自宅でできる「似合う白」の見つけ方
用意するのは、次の2種類です。
- 純白に近い、青みを感じる白
- アイボリーやクリーム色に近い、黄みを感じる白
トップスがなければ、タオルや布でも構いません。
日中、できれば窓から自然光が入る場所で、顔の下にそれぞれの白を当てて比べてみてください。
このとき、服のデザインがかわいいかどうかではなく、顔だけを見ます。
確認するポイントは、次のとおりです。
- 顔全体が明るく見えるか
- 目の下のクマが目立ちにくいか
- ほうれい線や口元の影が濃く見えないか
- 肌が黄色く、または青白く見えないか
- 唇や頬の血色が自然に見えるか
- 白目がきれいに見えるか
- 顔と首の色が極端に違って見えないか
二つを比べて、より血色よく、表情が生き生きして見える白を選びます。
スマートフォンで同じ場所、同じ角度から写真を撮ると、違いが分かりやすくなります。
ただし、カメラには自動補正が入るため、写真だけでなく鏡でも確認してください。
大切なのは、パーソナルカラーの分類名を当てることではありません。
「私はブルーベースだから、この白」「私はイエローベースだから、この白」と決めつけるよりも、実際に顔の近くに置いて、肌がどう見えるかを確認するほうが失敗しにくいと思います。
もし手持ちの服の中に「これだ」と思える白が見つからなければ、婚活用に一枚用意してみてください。
高い服である必要はありません。
試着して顔映りを確かめられるお店や、自宅でゆっくり合わせられる通販を選ぶと、失敗しにくいと思います。
なぜ婚活では上半身の色が大切なのか
お見合いや初デートでは、多くの場合、向かい合って座って話をします。
相手の視界に長く入るのは、顔、髪、首元、そして上半身です。
ロングスカートや靴がどれだけ素敵でも、座ってしまえば見える範囲は限られます。
そのため、婚活の服を選ぶときには、全身のコーディネートだけでなく、座ったときの胸から上を鏡で確認することが大切です。
白や明るい色のトップスには、
- 顔周りが暗くなりにくい
- 清潔感を演出しやすい
- 柔らかい印象になりやすい
- 顔や表情に視線が向きやすい
- 写真でも比較的使いやすい
という利点があります。
ただし、真っ白な服は素材によっては透けやすく、シワや汚れも目立ちます。
婚活では、色だけでなく、
- 透けていないか
- 下着の線が出ていないか
- 毛玉や黄ばみがないか
- サイズがきつすぎないか
- 首元が開きすぎていないか
- 座ったときに胸元が見えすぎないか
まで確認する必要があります。
婚活における清潔感は、高価な服を着ることではありません。
丁寧に手入れされた服を、無理のないサイズ感で着ていることだと思います。
白が似合わないと感じる人は、肌がきれいに見える淡い色を
どうしても白を着ると落ち着かない人や、顔色が悪く見える人もいます。
その場合は、白にこだわる必要はありません。
大切なのは、肌がきれいに見える明るい色を上半身に置くことです。
たとえば、
- 淡いピンク
- 明るいラベンダー
- 柔らかい水色
- 明るいベージュ
- ミントグリーン
- 薄いコーラル
などが候補になります。
ただし、同じピンクでも、青みの強いピンクが似合う人もいれば、黄みのあるコーラルピンクが似合う人もいます。
色の名前だけで選ばず、必ず顔の近くに当てて確認します。
判断が難しい場合は、まず自分に合う白を一枚持っておく。
私はそれが一番簡単で、失敗しにくい方法だと思います。
婚活服は「安心して話せる服」。男性ウケだけを考えすぎない
以前の私は、女子アナ風の服装が男性に好まれる理由を、「守ってあげたくなる女性に見えるから」だと思っていました。
今は少し違う捉え方をしています。
大切なのは、弱そうに見せることでも、男性に媚びることでもありません。
相手に、「穏やかに話せそう」「一緒にいて緊張しなさそう」「きちんとした人に見える」と感じてもらうことです。
婚活は、おしゃれのコンテストではありません。
自分の個性を最大限に主張する場所というよりも、初対面の二人が安心して会話を始める場所です。
だからといって、男性の好みに自分をすべて合わせる必要はありません。
服装だけで好かれても、本来の自分との違いが大きければ、関係を続けることが苦しくなります。
大切なのは、自分を消すことではなく、最初の数時間だけでは伝わりにくい自分の良さを、伝わりやすく整えることです。
普段は黒い服が好きなら、黒を封印する必要はありません。
最初のお見合いでは白いトップスを着て、2回目や3回目のデートで少しずつ好きな服を見せていけばいい。
パンツしか履かない人なら、無理にスカートを選ぶのではなく、素材やアクセサリーで柔らかさを足せばいい。
婚活用の服は変装ではありません。
相手との会話を始めやすくするための、一つのコミュニケーション手段です。
下半身には、少しだけ女性らしさを
上半身を白や明るい色にしたら、下半身は少し女性らしいシルエットを意識していました。
たとえば、
- 膝が隠れる丈のフレアスカート
- 柔らかく揺れるプリーツスカート
- 腰まわりを拾いすぎない、裾に向かって広がるスカート
- 落ち感のあるワンピース
などです。
もちろん、パンツスタイルも素敵です。
パンツが好きな人が、無理をしてスカートを履く必要はありません。
ただ、婚活の初対面では、普段より少しだけ柔らかさを足すことを意識してもよいと思います。
パンツを選ぶなら、
- センタープレスの入ったきれいめパンツ
- 細すぎず太すぎないシルエット
- 白、ベージュ、ネイビーなどの落ち着いた色
- とろみのあるブラウス
- 小ぶりなアクセサリー
- 丸みのあるパンプスやバッグ
などを組み合わせると、上品さと女性らしさの両方を出しやすくなります。
肌を出せば女性らしくなるわけではありません。
むしろ露出が多すぎる服装は、相手の注意が会話ではなく身体に向かいやすくなる可能性があります。服装や肌の露出によって、相手から受け取られる人物像が変わることを示した心理学の研究もあるそうです。
婚活では、胸元や脚を強調するよりも、
- 柔らかい素材
- 揺れるシルエット
- ウエスト位置が自然に分かる形
- 曲線のある小物
- 丁寧に整えた髪や肌
などで女性らしさを表現するほうが、上品で親しみやすい印象につながりやすいと思います。
普段スカートやワンピースをあまり着ない人は、いきなり買うのではなく、洋服レンタルで試してみるのもひとつの方法です。
プロが選んだ服が届くサービスなら、「自分では選ばないけれど、意外と似合う服」に出会えることもあります。
婚活を始める人に、まずしてほしいこと
これから婚活を始める人に、まずしてほしいことがあります。
クローゼットにある服を、次のような視点で確認してみてください。
「一番おしゃれな服はどれだろう」ではなく、「初対面の人から見て、私の表情が一番明るく見える服はどれだろう」という視点です。
純白とクリーム色のトップスを顔の下に当て、どちらが自分の顔をきれいに見せるか比べてみる。
座った状態で、胸から上がどのように見えるか確認する。
昼間の自然光だけでなく、実際に会う予定のカフェに近い照明の下でも鏡を見る。
写真を撮って、顔色や表情を確認する。
それだけでも、第一印象は変えられると思います。
そして、マッチングアプリを使う人は、服と一緒にプロフィール写真も見直してみてください。
服選びと同じで、写真も「表情が明るく見えるかどうか」で印象が大きく変わります。
自分でうまく撮れない場合は、プロに撮ってもらうのもひとつの方法です。
まとめ|白い服は、自分の魅力を相手に届けるための準備
私は33歳の結婚でも、38歳の結婚でも、出会ってから半年もかからないうちに結婚しました。
早く結婚したこと自体が正解だったとは言い切れません。
ただ、婚活に期限を決め、結婚について早い段階で話し合い、必要な準備をしたことは、私には合っていました。
その準備の一つが、服装でした。
第一印象だけですべてが決まるわけではありません。
結婚生活で本当に大切なのは、価値観や誠実さ、困ったときの対応、生活への考え方です。
でも、その内面を知ってもらうためには、まず会って、話して、もう一度会いたいと思ってもらう必要があります。
だから私は、婚活を始める人にはまず、肌がきれいに見える白いトップスを一枚探してほしいと思います。
高級な服でなくてもいい。流行の服でなくてもいい。
鏡に映った自分の顔が明るく見えて、自然に笑顔になれる服。
それが、婚活における一番心強い服なのかもしれません。
そして、服の準備が整ったら、あとは一歩踏み出すだけです。
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